ロイヤルコペンハーゲン イヤープレート
ロイヤルコペンハーゲン イヤーマグ

ロイヤル コペンハーゲンとは

コペンハーゲン窯の誕生の歴史はとても長いものです。
1773年にデンマークで産出されるカオリン粘土を使い、科学者フランツ・ミュラーに
よって磁器の製法が確立されました。
その確立によりデンマークでは国家の一大事業として磁器生産に取り組んだのです。

現在の『ロイヤル』は国家の一大事業ではなく民営化になっていますが、
この時コペンハーゲン窯が誕生しました。
全ての作品に王冠のマークと3本の波が描かれているのが特徴です。
『フローラ・ダニカ』と『ブルーフルーテッド』が有名になり、
ロイヤルコペンハーゲンの名が世界に広がっていきました。
『フローラ・ダニカ』はデンマーク王室からロシアの女帝エカテリーナ2世に
贈られた磁器です。

当時ロイヤルコペンハーゲンの作品の中では最大限に手間隙をかけた贅沢なものです。
『ブルーフルーテッド』は白地にコペンハーゲンブルーの映える柄で、全てが
ペインターによる手書きという傑作品です。
このブルーフルーテッドのお皿の柄を描くのに1日10枚が限界と言われるほど
緻密な作業です。
手の込んだ作品には1枚1枚全てにペインターのサインが入っています。